どんなゲーム?
- 最初から最後まで、史実どおり。駿河台の少年時代、遣米使節としての世界一周、対馬のロシア軍艦、横須賀製鉄所、そして上州・権田村、そして烏川の河原。小栗上野介忠順の42年の生涯を、ファミコン風のドット絵で旅します。
- 戦うのは、刀ではなく言葉。敵は「ゼンレイ」「カネガナイ」「ドウニカナル」など、時代の空気が化けた影。相手の言い分を見て「数字で示す」「人情に訴える」「先を見せる」のどれで返すかを選び、相手を納得させる問答バトルです。
- ハッピーエンドには、しません。取り調べもなく斬首された最期まで、資料に残る言葉どおりに描きます。そのあと、小栗が残した横須賀がどうなったかを見とどけて、物語は終わります。
小栗上野介ってどんな人?
小栗上野介忠順(おぐり こうずけのすけ ただまさ/1827〜1868)は、江戸幕府の旗本です。1860年の遣米使節では目付としてアメリカへわたり、地球を一周して帰国しました。その後、勘定奉行として幕府の財政を立てなおしながら、フランスの技術を取り入れて横須賀製鉄所(のちの横須賀造船所)の建設を進めました。明治維新のさなか、群馬県の権田村(いまの高崎市倉渕町)に移り住みましたが、新政府軍に捕らえられ、取り調べもなく斬首されています。
のちに東郷平八郎が「日本海海戦に勝てたのは小栗のおかげ」と子孫に礼を述べたことでも知られ、2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』の主人公にも決まっています。このゲームは、その42年の生涯を、小学生にもわかる言葉とファミコン風のドット絵でたどります。
※NHKおよび大河ドラマとは関係のない、個人の制作です。
全8章
- 序章駿河台の少年1830年代〜
- 第一章目付の任命1855〜1859年
- 第二章ポーハタン号1860年
- 第三章対馬1861年
- 第四章横須賀1862〜1865年
- 第五章江戸城1867〜1868年
- 第六章権田村1868年
- 終章烏川の河原1868年
あそびかた
- 時間
- 全部で約1時間。章ごとに記録されるので、少しずつ遊べます。
- 操作
- 十字キーで移動、Aで話す・決める、Bでメニュー(どうぐ・わざ)。
- 図鑑
- 出会った歴史上の人物13人と、ことば・もの11が図鑑にたまっていきます。
- 10問テスト
- タイトルのメニューから、お話をふりかえる10問テストに挑戦できます。解説つきで、最後に称号がもらえます。
- ネジ集め
- 序章から第六章まで、各章に1本ずつネジがかくれています。拾うと豆知識がひとつ。7本そろうと図鑑にごほうびがあります。
- ふりがな
- 会話や選択肢にふりがなを付けられます。はじめに選べて、Bメニューの「せってい」でいつでも切りかえられます。
- あそびかた
- 「じっくり」はバトルで言葉を選びます。「かんたん」は効く返し方に★が付き、気力も減りません。「おはなしだけ」はバトルなしで物語と決めゼリフを読めます。あとから「せってい」で変えられます。
- スマホ
- 「ホーム画面に追加」すると、全画面で遊べます。
史実の部分は資料で確かめられた範囲で描き、伝承はゲーム内でもそれとわかるようにしています。根拠にした資料と、史実・伝承・創作の区別は参考資料ページにまとめています。セーブはお使いのブラウザに保存されます。
ゆかりの地をたずねる
- 東善寺群馬県高崎市倉渕町権田。小栗が仮ずまいをした寺。墓所と胸像があり、アメリカから持ち帰ったとされるネジも伝わっています。
- 水沼(烏川のほとり)群馬県高崎市倉渕町。最期の地。「偉人小栗上野介 罪なくして此所に斬らる」と刻まれた碑があります。
- 小高用水群馬県高崎市倉渕町。小栗が村人と測量して開いたと伝わる用水路。いまも使われています。
- ヴェルニー公園神奈川県横須賀市汐入町。製鉄所の跡地をのぞむ公園に、小栗とヴェルニーの胸像が並び、ヴェルニー記念館があります。
- 大船越長崎県対馬市。ロシア艦の事件で命を落とした番所の二人をたたえる碑が建っています。
- 駿河台東京都千代田区。小栗が生まれ育った町です。
しゅんぺの幕末RPG
松陰、海をわたる吉田松陰が主人公。少年時代から松下村塾、留魂録、そして弟子たちが海をわたるまで、史実どおりに。全8章。
ネジ一本の夢小栗上野介が主人公。遣米使節から横須賀製鉄所、烏川の河原まで、史実どおりに。全8章。このページ
みな、よろし。第3弾。広瀬淡窓が主人公。日田の私塾・咸宜園の誕生から最期まで、史実どおりに。全8章。
先生の先生第4弾。安積艮斎が主人公。郡山から江戸へ、学僕から昌平黌の教授まで。小栗や松陰の「先生」の物語。全8章。
いのちを、つなぐ第5弾。緒方洪庵が主人公。大坂の適塾と除痘館、種痘とコレラに立ち向かった蘭方医の一生。のちに咸臨丸でアメリカへわたる福沢諭吉も、塾生として登場。全8章。